みなさん、こんばんは。
7gallery（セブンギャラリー）の水野です。
はじめに
とても寒い日が続きますが、体調は崩されていませんか？
一昨日は寒波で京都も雪が積もりました。
夕方頃から急に吹雪き出したなぁと思っていたのですが、アッという間に積もってしまいました。
当日、僕は21時過ぎ頃まで仕事をしていたのですが、帰宅できるか心配だったため、急いで帰ってしまい、雪化粧の鴨川を含め、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
Blogで京都の美しい景色をご紹介したかったのですが、残念です。
次回チャンスがありましたら、ご紹介したいと思います。
世界遺産 薬師寺
京都ではないのですが、先日僕が住んでいる奈良の世界遺産「薬師寺」に散歩がてら行ってきました。
僕の住んでいる奈良県には、世界遺産がいくつかあります。
東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、唐招提寺。
そして薬師寺です。
薬師寺とは？
薬師寺は、日本の奈良県にある仏教寺院で、国宝の多くを有する重要な寺院の1つです。奈良時代の初期に聖武天皇の勅命によって建立され、その後も多くの仏教文化や美術の発展に貢献しました。薬師寺の建物は、多くが火災や天災で失われましたが、現在でも多くの文化財や重要な建築物が残されています。代表的な建造物としては、東塔と西塔の2つの五重塔があります。これらの塔は、奈良時代後期から平安時代初期にかけて建てられ、現在も日本の古建築の代表的な建物として親しまれています。また、中には、国宝に指定された法華堂や薬師堂、国の重要文化財に指定された宝物殿や金堂、釈迦堂などもあります。
1528年の兵火が激しく、ほとんどの建物が焼失してしまったのですが、唯一創建時（680年）から現存するのが、こちらの東塔です。
国宝に指定されています。
屋根のバランスがとても美しく、個人的にバランスが良い塔だと思います。
境内も広く、とても見ごたえがあります。
訪れて絶対良かったと思えますよ。
地元民の僕がおすすめします。
関西に来られた際はぜひ寄ってみてください！
サイトウユウスケ 個展 “The Same As Usual”
今回は、現在開催中の展示についてご紹介しようと思います。
写実的な表現で、書籍や雑誌の表紙、広告、ファッション、音楽関連など幅広いジャンルで活躍するイラストレーター・サイトウユウスケ。
画業20周年となる記念すべき年の展示第一弾として、キャリア初の京都での個展が開催。
「Chack and the Girl」シリーズの新作の展示になります。これまで同シリーズは主にデジタルで描かれてきましたが、改めて初心に立ち帰り肉筆によって制作されています。どんなに月日を経ても制作スタイルは変わろうともこれまでと変わらぬ日常を描き下ろした最新シリーズです。
また、会場では、20年にわたる活動を俯瞰する作品集「YOUTHQUAKE」を先行発売致します。本書はその20年にわたる活動を俯瞰する作品集です。クライアントワークを中心に、展覧会等で発表したオリジナル作品を加え、あえて仕事ジャンル等できっちり分類しないノンストップミックス的な誌面構成。音楽ジャケットや音楽雑誌の表紙、映画宣伝の仕事では国内外のミュージシャンや俳優を数多く描いており、そこも見どころの一つです。デジタルを中心にハンドペイントやドローイングまで制作手法も多彩で、重厚で力強い画風からフラットで軽快なタッチまでを使い分ける表現の多様性を堪能いただけます。
サイトウユウスケさん プロフィール
1978年生まれ。横浜市在住。2003年バンタンデザイン研究所イラストレーション専攻卒業。以後、フリーのイラストレーターとして活動。主にデジタルによるペインティング作品を制作。これまでにミュージックマガジン表紙（2008年4月号～2014年3月号）、吉井和哉「ヨシー・ファンクJr.～此レガ原点!!～ 」、Nurbarichi「2ND GALAXY」、Mrs.Green Apple「Soranji」、ELLEGARDEN「The End of Yesterday」ジャケットアートワークや映画「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」、「MEN同じ顔の男たち」宣伝美術などにイラストを提供。また2017年のパリコレではYOHJI YAMAMOTOとコラボレーションするなど、メディアを問わず活動中。
東京イラストレーターズ・ソサエティ会員。
【AWARDS】
2003年 チョイス・デジタル第１位入選
2004年 TIS公募#4プロ部門 大賞
【SOLO EXHIBITIONS】
2004年 「POSITIVITY」／ Nook Caffe(銀座)
2007年 「SUNNY HOURS」／ tray(学芸大前)
2009年 「Shine Shine Shine」／ Gallery Speak For(代官山)
2011年 「MUSIC MAGAZINE」／ Tambourin Gallery(外苑前)
2012年 「NEW COLOR」／ Tambourin Gallery(外苑前)
2013年 「MM2」／ Gallery Speak For(代官山)
2015年 「Primitive.」／ L’illustre Galerie LE MONDE(神宮前)
2017年 「Sunlights」／ L’illustre Galerie LE MONDE(神宮前)
2020年 「Chack and the Girlー猫のチャックと少女ー」／Popularity gallery & studio(外苑前)
2022年 「Chack and the Girl in Wonderland」／Popularity gallery & studio(外苑前)
展示作品のご紹介
The Same As Usual #05
"The same as usual"は、「いつも通り」という意味です。
アクリルガッシュとは？
アクリルガッシュは、耐久性や防水性が高く、軽くて扱いやすいため、アーティストやイラストレーター、デザイナーなど幅広い分野で利用されています。また、布や紙以外にも、木材や壁などにも塗ることができるため、アート作品や装飾品の制作にも使われています。
猫の名前が、Chack （チャック）です。
The Same As Usual #07
きれいな横顔…。
The Same As Usual #07
サイトウさんが描かれる作品は、細部もとても楽しめます。
ニューバランスのあの名作ですね。（僕も持っています）
猫の爪に注目してしまいます。
The Same As Usual #12
少女の服装はとてもオシャレで、作家さんのセンスの良さがアウトプットされていると思います。
実際、2017年にパリコレでYOHJI YAMAMOTOとコラボレーションもされており、アパレルブランドとも親和性があります。
YOHJI YAMAMOTOとは？
ヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）は、日本出身のファッションデザイナーで、世界的に有名なファッションブランド「Yohji Yamamoto」の創設者です。ヨウジヤマモトは、1972年に日本で自身のブランドを立ち上げ、1981年にパリで初めてコレクションを発表しました。彼は、日本独自の美意識や文化を反映したシンプルなデザインや、アバンギャルドなアプローチで知られており、ブラックカラーを多用することでも有名です。
日常 #02
The Same As Usual #00
コチラの作品は、今回の展示のメインビジュアルになっています。
作品集「YOUTHQUAKE」のご紹介
サイトウユウスケさんの20年にわたる活動を俯瞰する作品集です。
クライアントワークを中心に、展覧会等で発表したオリジナル作品を加え、あえて仕事ジャンル等できっちり分類しないノンストップミックス的な誌面構成。音楽ジャケットや音楽雑誌の表紙、映画宣伝の仕事では国内外のミュージシャンや俳優を数多く描いており、そこも見どころの一つです。デジタルを中心にハンドペイントやドローイングまで制作手法も多彩で、重厚で力強い画風からフラットで軽快なタッチまでを使い分ける表現の多様性を堪能いただけます。
現在、オンラインで購入が可能です。
最後に
展示している作品は全て原画になります。
なるべくディテールをお伝えしたく、頑張って写真を撮っていますが、画面上ですと限界があります。
ぜひ、実際に作品を観に7galleryへお越しください！
作品に関するお問い合わせは、お気軽にどうぞ。
7galleryのアドレス ➝7gallery@fujiidaimaru.co.jp
電話（藤井大丸代表）➝ 075-221-8181
水野