みなさま、こんばんは。
7gallery(セブンギャラリー)の水野です。
はじめに
先日、仕事で名古屋へ出張に行ってきました。
地元グルメを食べたくなり、仕事の合間を縫って "あんかけスパゲッティ" の老舗 ヨコイ住吉本店に行ってきました!
僕は人気No.3の「海老ネーズ」をオーダー。
人生で初めて食べる味でしたが、意外とあっさりしていて美味しかったです!
今回のBlogでは、現在開催中の展示に関して書こうと思います。
杉野ギーノス 個展 「WONDER WOODS」
会期は12月16日(土)~1月11日(木)です。
杉野ギーノスさん プロフィール
東京を拠点に活動するアーティスト。佐賀県出身。東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科卒業後、グラフィックデザイナーを経て2020年から個展や企画展などの出展を中心に作家として活動。オイルパステルというクレヨンを用いて絵を描かれています。
2020年 ギャラリールモンド 個展「GIINOS」
2021年 ondo STAY&EXHIBITION 企画展「生活」
2021年 art gallery opaltimes 企画展「メサイア」
2021年 伊勢丹新宿 LE MONDE Tokyo presents「DAYS of Summer」
2021年 JUMP JUMP TOKYO 「TOKYO NIGHTS VOL2」
2021年 ギャラリールモンド 企画展「メメント・モリ~死者の日~」
2022年 京都藤井大丸 7Gallery 個展「GUEST ROOM」
2022年 BEAMS JAPAN B Gallery 個展「SUPERMAT」
2022年 ASTER Gallery 企画展「Post Imagine」
アーティストステートメント
育てている植物たちを眺めていると、そのランダムかつ幾何学的な造形、個体にも集合体にも見えるユニークなデザインを元に絵を描きたくなりました。「植物」の有機的なフォルムと、「細胞」の規則的なグリッド、2つのモチーフを合わせたもの。成長点が綴れる「綴化(てっか)」をイメージしたものなど、オイルパステルの鮮やかでマットな質感を楽しんでいただけたら幸いです。
オイルパステルとは?
オイルパステルは、油と顔料を混ぜて作られた軟質なペースト状のクレヨンです。顔料が豊富に含まれているため、明るく鮮やかな色を表現することができ、紙やキャンバスなどのさまざまな表面に描くことができます。また、混色が容易で、様々な色の組み合わせを作り出すことができます。
展示作品のご紹介
展示作品は全て原画になります。
ギャラリー入口には、定番のどうぶつシリーズの絵がたくさん飾ってあります。
すごい迫力!
作品を何点かご紹介していきます。
「Lychee」
額装された作品です。
オイルパステルを使って、全て指で塗って描かれています。
「Bishop」
同じどうぶつシリーズの柄違いです。
「Tone Bender」
同じくどうぶつシリーズです。
発色が良いオイルパステルですが、作品はマットな質感になっていて、通常組み合わせるとギラギラする配色が良い塩梅で落ち着いています。
「Reflected in a mirror」
コチラの作品ですが、それぞれ2枚の絵を裁断して貼り合わせています。
僕も杉野さんに説明を受けて驚きました!
元の2枚の作品はコチラです。
「The heat death of the universe」(中央)
コチラの作品も同様です。
元々の2枚の作品はコチラです。
「Butterfly scales」(左)
「Snowhead」
今にも滴り落ちてきそうな質感!
「Horbidden」
画面越しにはなかなか伝わらない、透け感。
最後に
杉野ギーノスさんには2022年の2月に展示をしていただきました。
今回再度ご一緒してみて、従来のバストアップの作品だけでなく、斬新なアイデアで新たな挑戦をしていることに、とても感銘を受けました。
杉野さんはお人柄も素晴らしく、ギャラリーに対しても、お客様に対しても丁寧なご対応で、ファンが増え続けている事に納得しました。僕は作家と作品は一体だと考えています。僕自身が人柄に魅力を感じなければ、作品に惹かれる事はありませんし、展示を依頼したいとは思いません。
京都という信頼、信用を大切にする街で、自信を持ってオススメできる作家のお一人が杉野ギーノスさんです。
デバイスの画面越しには伝わらない生の作品の迫力を感じていただきたいです。
ぜひ、作品を直接見にいらしてください!
お待ちしております。
展示に関するお問い合わせは、下記のアドレスまでお気軽にどうぞ。
7gallery メールアドレス ➝ 7gallery@fujiidaimaru.co.jp
水野