みなさん、こんばんは。
7gallery(セブンギャラリー)の水野です。
はじめに
今回の記事では、現在開催中の展示について詳しくご紹介していこうと思います。
展示の会期は4月8日(土)~27日(木)までです。
以下は平井さんからのコメントです。
"ある時期から自分はアジア人を描いているのだと気づいた。
そのうちアジアの民画や民藝、アニメーション、
衣装の資料を集めるようになりその強い色使いに惹かれるようになった。
そこには身近でいて、自分の居場所とは少し違うニュアンスがある。
少しの違いが、いまここにはないという感覚が、
自分の頭の中を風通しが良くする感じがして好きだ。
制作に際しては、民画の強い色使いを基準に据えて製作した。
具象の形を追いすぎないことで色彩をコントロールして、
ドローンイングの持っている滲みや掠れの要素が調整剤になって
バランスをとってくれているように思う。"
平井さんのプロフィール、展示作品の順にご紹介していきます。
平井利和さん プロフィール
2006年東京造形大学視覚伝達学科卒業。広告代理店で主に販売促進に7年携わり、その後フリーランスでイラストレーターに至る。HB塾1期受講、唐仁原教久氏に師事。イラストレーションを担当した伊藤忠商事株式会社の新聞広告は2016年度ADC賞に入選。他にはザ・チョイス年度賞/優秀賞、HBファイルコンペ藤枝リュウジ大賞など広告、書籍、雑誌を中心にポートレート、モノタイプ、ドローイングを提供している。
展示作品のご紹介
「午後」
こちらの作品は展示のメインビジュアルにもなっています。
アクリル絵具って何?
アクリル絵の具は、水彩絵の具のように乾くまで時間がかかることがありません。空気中の湿気や温度にも影響を受けにくく、乾燥が早いのが特徴です。また、耐水性にも優れており、乾燥後は水に強く、また耐光性や耐候性にも優れています。そのため、屋外での制作や壁画、家具などにも使用されます。
シルクスクリーンって何?
シルクスクリーン(英: silk screen)は、版画技法の一つで、細かい絹糸目を張った枠にインクを押し付けて紙や布に印刷する方法です。この技法は、印刷物の多くに使用されています。単色の印刷から多色の印刷まで、非常に多彩な表現が可能です。また、輪郭がはっきりしたデザインや、文字を印刷することにも適しています。印刷物の大きさも、小さいものから大きいものまで幅広く対応できます。
輪郭の太い部分(濃紺)がシルクスクリーンです。
僕は当初、輪郭も手描きだと思っていました。
ブローチのポートレート
こちらの作品も同様に、輪郭部分はシルクスクリーンです。
平井さんの作品はPOPなカラーをたくさん使用しているにも関わらず、色同士がぶつかり合うことがなく、まとまりがあります。
祝祭
一度見たら忘れられない太い線が特徴です。
グリーン×レッドの相性の良い組み合わせの中に中間色のグレー、目元のパープルがアクセントになって、とても印象的な色使いです。
キネマ
シンプルな作品ですが、擦れている部分が作品のアクセントにもなっており、印象に残ります。
プールサイドの遺失物
ポートレートとコンポジションを組み合わせています。
コンポジションって何?
コンポジションは、美術やデザインなどの分野で使用される用語で、アート作品の構成や配置、配色、バランスなどを指します。つまり、画面上での要素の配置やバランス、比率やリズムなどを意識して、美しい全体像を作り上げることを指します。コンポジションは、美術の分野だけでなく、写真や映像制作など、様々な分野で使用されます。
青マフラー
ブルーとイエローの組み合わせがとても印象的。
こちらの作品も含めて、赤いフレームを使用しています。
平井さんのハンドメイドです。
強い色使いの作品ばかりなのですが、とても馴染んでいます。
カラー作品の元になった原画
先程ご紹介した作品「ブローチのポートレート」の元になった原画です。
平井さんもtwitterで解説してくださっています。
この他にも30枚ほどあります。
最後に
ご紹介した作品は一部になります。
京都では初の展示となる平井利和さんの個展にぜひ、いらしてください!
お待ちしております。
展示に関するお問い合わせは、お気軽にどうぞ。
7gallery メールアドレス ➝ 7gallery@fujiidaimaru.co.jp
電話番号 ➝ 075-221-8181(藤井大丸代表)
水野