みなさん、こんばんは。
7gallery(セブンギャラリー)の水野です。
今回はアーティストの高木耕一郎さんについてBlogを書きたいと思います。
早速ですが、まずはプロフィールから。
高木耕一郎
東京生まれ。
ハードコアパンクやストリートアートに影響を受けた高木は San Francisco に渡り、アートスクールで様々な素材を学び、しばらく NY を制作拠点にした後に帰国。ペインティングからステンシル、コラージュ、刺繍まで作風の幅は広い。しかし幅広い表現方法において一貫して言えるのは彼の作品はある種の居心地の悪さや矛盾を内包しており、モチーフに「人」がほとんど出て来ることがないことである。モチーフは多くの場合、動物や擬人化された動物達であり、その表情は時にかわいらしく、時に牙をこちらに向け鑑賞者を睨みつけている。そこには動物を主人公にした作品だからこその匿名性と神秘性が内包され、親近感と違和感が混在する奇妙な居心地の悪さを生む。
高木の作品は揺れ動く人々の心情や抱えている矛盾を描きながら、見た事は無いがあると信じたい理想郷の存在を表現している。理想郷への導き手として彼の作品の主人公の表情に秘められた様々な思惑は、鑑賞者の内面に対して今一度、揺らぐ価値観の中での各々にとっての真実とは何かを問いかけている。
7galleryでは今年、祇園祭のタイミングで、京都では初となる個展を開催していただきました。
KOICHIRO TAKAGI ART EXHIBITION 「Un Nuevo Poder」
個展のタイトルはスペイン語で”新しい力”という意味です。
それでは、展示の様子をご紹介していきます。
スケートボードの作品です。
右の作品はペイントですが、中央の作品は刺繍したキャンバスを貼っています。
お次はこちらです。
近くでよく見てみると。。。
柄は全て高木さんの手で刺繍されています。
見れば見るほど精密で、本当にすごいです!!
また、展示期間中は高木さんに在廊いただき、イベントも開催しました。
シルクスクリーンワークショップ
下のメニューの中から好きな柄と色を選び、高木さんご本人に手持ちのTシャツへシルクスクリーンでプリントをしてもらえるという、何とも贅沢過ぎるワークショップです。
ワークショップの様子は下の動画をご覧ください。
仕上がりはこんな感じです。
イベントは終日大盛況でした。
ワークショップに来ていただいたみなさま、ありがとうございました!!
限定BOXの販売
作品以外にグッズも販売しました。
【藤井大丸限定】作品集+トートバッグ Boxセットです。
おかげさまで完売しました。
ちなみに作品集は僕も持っています!
<Un Nuevo Poder>展で販売していたグッズは現在、藤井大丸オンラインショップの7galleryのページで、引き続きお買い求めいただけます。
オンライン販売しているワッペンはアイロンでTシャツに貼付できます。
仕上がりはこんな感じです。
こちらのワッペン以外にもステッカーを販売しています。
気になられた方はぜひ、藤井大丸オンラインをチェックしてみてください。
次回のBlogも高木耕一郎さんに関して書こうと思います。
水野