みなさん、こんばんは。
7gallery(セブンギャラリー)の水野です。
僕がBlogを書き始めたのは、2021年の9月になりますので、それ以前の展示に関しては記録として残せていません。
現在の展示を優先してご紹介していくスタンスは今後も変わりませんが、過去の展示に関してもご紹介していければと考えています。
僕がBlogを始めたきっかけ
僕が元々Blogを始めたきっかけですが、インスタグラムやtwitterなど、SNSで流れてくる情報の入れ替わるスピードが速すぎて、"今" この瞬間に出した情報が、あっという間に"過去"になり、人々の記憶から忘れ去られてしまう事に違和感、寂しさ、虚しさを感じたからです。
Blogを始めるにあたって、自身のインスタグラムでも以下のような投稿をしました。
"Art gallery director's blog"
日々タイムラインに続々と流れてくるInstagramを含めたSNSの情報。僕自身、流してしまう事も多く、表面的に受け止めて全てを分かったつもりになってしまう。そして、すぐに忘れてしまう。少し視点を変えて、今の時代に情報をゆっくり、立ち止まって見ていただけるようなツールはないだろうか。散々熟慮した結果、Blogを書いてみようと思いました。あっという間に過ぎ去っていく時間の中で、展示を通じて感じた事や気持ちを忘れないように、しっかり文章として、また、記録として残そうとも思いました。最新の展示情報はもちろん、過去の展示もアーカイブしていきます。
(2021.9.12の投稿)
あまりイメージがないかも知れませんが、実は7galleryでは過去に2度写真展を開催しています。
一人は広告・雑誌などの撮影を手掛ける若手写真家の石田真澄さん、もう一人はあのジャン=ミシェル・バスキアと親交の深かったニューヨークの写真家ニコラス・テイラーです。
ジャン=ミシェル・バスキアとは?
ジャン=ミシェル・バスキアは、アメリカ合衆国の画家、詩人、グラフィティ・アーティスト。バスキアの作品はテキストやシンボル、絵画的な表現を組み合わせた多様なスタイルで知られています。彼の作品には、人種、社会的不平等、消費社会など、現代社会の問題を扱ったものが多くありました。彼の作品は、グラフィティ・アートやストリート・アートから現代美術まで、多くの分野で高い評価を受けました。27歳という若さで亡くなりました。
今回のBlogではニコラス・テイラーの写真展に関して振り返ってみたいと思います。
NICHOLAS TAYLOR photo exhibition EYE CONTACT | JEAN-MICHEL BASQUIAT 6 JAN 1979 NY
会期は2019年 11月9日(土)〜18日(月)でした。

ニューヨークの生きる伝説、Nichols Taylor(ニコラス・テイラー)氏による写真展を開催します。
本展はジャン=ミッシェル・バスキア氏の友人として、そしてバンドメンバーとして、様々な時間を共有してきたニコラス・テイラー氏が撮影した、バスキア氏のポートレート写真をメインに“二人のセッションによる軌跡の奇跡”の瞬間を展示。
また本展に合わせて、新しく製作された本の販売もいたします。
それでは当時の展示の様子を画像でご紹介していきます。






展示している写真は全て販売、写真集も限定で販売しました。
写真集 EYE CONTACT and more By Nicholas Taylor

実は我が家にもあります。サイン入りです。

そして、こちらは何とニコラス・テイラーの直筆メッセージです。

写真展の際は、こちらのメッセージも展示していました。(画像中央)


展示終了後に額装し、現在は我が家に飾っています。

ところで、僕自身も写真を撮るのがとても好きで、カメラをいくつか所有しています。
ご紹介させてください。
愛用しているカメラ RICOH(リコー)のGRシリーズ
特にお気に入りの機種です。


コンパクトで携帯性が抜群です。
手に持った時の収まりやグリップ感が好きです。
下の2枚は僕がGRで撮影した写真です。


接写に強く、自然なボケ感が出せるのがとても気に入っています。
この機種らしさ、個性を感じるカメラです。
近年、スマホのカメラもどんどん進化しており、画質もとても綺麗なのですが、やはりカメラで撮る楽しさは別物ですね!
水野