みなさん、こんばんは。
7gallery(セブンギャラリー)の水野です。
僕は仕事柄、東京へ出張に行く事が多いのですが、打ち合わせや商談が予定より早く終わった時や、休憩時間を削ってでも定期的に行く店があります。
その店はこちらです。
-本題の前に- 僕が定期的に足を運ぶお店 「銀座 たくみ」
民藝品(みんげいひん)を取り扱うお店です。
民藝品って何?
民藝品とは、民衆の生活や文化に根ざした伝統工芸品のことを指します。民藝品は、日用品や装飾品、祭りなどで使用される品々で、日本の伝統的な文化や芸術において重要な役割を果たしています。民藝品は、地域ごとに特徴があり、それぞれの地域で伝統的に作られてきた技術や材料を用いて作られています。
先日、窯元は違うのですが、飴釉(あめゆう)の皿を購入しました。
飴釉(あめゆう)って何?
飴釉(あめゆう)とは、陶磁器の釉薬(うわぐすり)の一種で、表面に飴のような光沢を持たせることができる釉薬のことを指します。飴釉は、釉薬の流れ方や燃焼状態など、焼成時の微妙な条件によって、表情が変化することがあります。そのため、一つ一つの作品に微妙な違いがあるのが特徴です。
画像手前が小鹿田窯(おんたがま)のもの、奥が出西窯(しゅっさいがま)のものになります。
好きな陶器で食事が出来るのは最高です!
基本的に実物を見て購入する事が多いのですが、たまにオンラインで購入することもあります。
僕がオンラインで民藝品をよく購入するお店 「みんげい おくむら」
小鹿田窯をはじめ、色々な産地の焼き物を扱っていて、品揃えが良くて選び甲斐がありますよ。
さて、今回は7galleryの展示とは直接関係のない記事になりますが、タイトルのアートフェアについてBlogを書こうと思います。
メタセコイア キョウマチボリ アートフェア 2022
実は今回が初めての開催となる大阪発のアートフェアです。
【メタセコイアの目指すもの】
これまでの「一等賞を決める様なコンペ型のフェア」よりも、応募者の才能、作品、クリエイションが広く様々な人と場所とにマッチングしていくことを目指しています。グランプリは無く、審査員賞のみ。審査員には優劣や順位を決めるためでは無く、新しい作家との出会いや発掘、そして出会った作家へ賞という形で何かしらのコラボレーションをお願いしています。名前だけの賞では無く、作家の活動を後押しして頂きます。ギャラリスト、アートコレクター、アートディレクターなど、クリエイティブな分野で活躍している方々を審査員としてお招きしています。
※公式HP(ホームページ)より、抜粋。
https://www.metasequoia-art.jp/
従来のアートフェアとは違い、作家ファーストのコンセプトに共感し、審査員として参加させていただいています。
現在はすでに募集が終了していますが、なんと総勢455名ものクリエイターが応募されました!
想像以上の応募にとても驚きました。
審査は正直大変でしたが、イラスト、絵画はもちろんのこと、アニメーション、立体作品、インスタレーションなど、ジャンルも多岐にわたって、とても見ごたえがありました。
インスタレーションとは?
インスタレーションは、空間や環境を活用した、美術作品やパフォーマンスアートの一形態です。言い換えると、空間演出とも言えます。具体的には、美術館やギャラリー、公共空間や商業施設、劇場やイベント会場など、あらゆる場所で行われることがあります。また、立体的な作品だけでなく、音や映像、光など、多様な表現方法が用いられます。インスタレーションは、観客が作品と一体となって、空間や環境との関係を楽しむことができるという点で、従来の美術作品とは異なる魅力があります。
現在、フェアスタートに向けてクラウドファンディングを実施しています。
トークショーに出演します!!
オープニングイベントとして6月18日(土)に開催される「車座トーク」に参加させていただきます。
2部構成で、僕は16:00から登壇予定です。
ケンエレファント代表の石山健三さん、artgallery opaltimes 店主の内田ユッキさんと、「私の展覧会キュレーション 」(予定)をテーマにトークをします。
もし、よろしければみなさまのご支援をお願いします!
https://camp-fire.jp/projects/view/575864
フェア審査員22名が全作品を見て、5名のクリエイターと審査員賞をそれぞれ選んでいます。審査員からのコメントは、フェアが開始される6月17日を目処に公開の予定です。
僕自身もとても楽しみにしているアートフェア メタセコイアを、みなさまもぜひ応援してください!
よろしくお願いします。
水野