みなさん、こんばんは。7gallery(セブンギャラリー)の水野です。
はじめに
早速ですが、みなさんは定期購入しているものはありますか?
と言ってもサブスクリプションで製品に限らず、サービスも含めて世の中、色々なものがありますよね。
僕自身はどうだろう?と思い浮かべてみると、WOWOW、ミュージックアプリ、Amazonプライムなど、どちらかというと製品でないものが多いなぁと。
ただ、サブスクではないのですが、1年に一回必ず購入している物があります。
それはこちらです。
絶対に癖になる恐ろしい罠。だしが良くでる宗田節
画像では少し分かりにくいのですが、空の瓶の中にかつお節が入っていまして、その中に醤油を入れて冷蔵庫で熟成させます。
そうすると、家庭の普通の醤油がびっくりするくらい美味しい醤油に変わります。
料理に使っても、そのまま食材にかけても、TKGに使っても、何をしても本当に美味しいです。
しかも約1年間繰り返し使えます。醤油が無くなったら、また普通の醤油を注ぎ足すだけです。
我が家では現在、昨年の10月に購入した物を使っています。
僕は友人やお世話になった方にもプレゼントしています。
気になった方はぜひ、試してみてください。
恐らく癖になりますw
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回のBlogでもメタセコイア キョウマチボリ アートフェアに関して書こうと思います。
前回の記事はコチラです。よろしければ合わせてご一読ください!
メタセコイア キョウマチボリ アートフェアとは?
同フェアに関してもう一度趣旨を説明します。(以下、メタセコイアのHPより抜粋)
これまでの「一等賞を決める様なコンペ型のフェア」よりも、応募者の才能、作品、クリエイションが広く様々な人と場所とにマッチングしていくことを目指しています。グランプリは無く、審査員賞のみ。審査員には優劣や順位を決めるためでは無く、新しい作家との出会いや発掘、そして出会った作家へ賞という形で何かしらのコラボレーションをお願いしています。名前だけの賞では無く、作家の活動を後押しして頂きます。ギャラリスト、アートコレクター、アートディレクターなど、クリエイティブな分野で活躍している方々を審査員としてお招きしています。
僕はこの考え方に共感し、審査員として参加させていただいています。
Talk Show(トークショー)に登壇しました
6月18日はオープニングイベントに出演しました。
オープニング・スペシャル「車座トーク」です。
僕は第2部 の「私の展覧会キュレーション」で登壇しました。
キュレーションって何?
キュレーションとは、コンテンツを収集し、編集、組み合わせて新しい価値を生み出すプロセスを指します。美術館やギャラリー、アートフェアなどで行われる展覧会やイベントにおいて、展示作品の選定や配列、解説、展示空間のデザインなどを担当することを指します。
石山健三さん(ビニールトーキョー)、内田ユッキさん(opaltimes)のお二方と共演させていただき、貴重なお話をお聞きできて、僕自身もとても勉強になりました。石山さん、内田さん、ありがとうございました。
また、お忙しい中わざわざ大阪までご足労いただき、トークショーをご清聴いただいたみなさま、この場を借りまして、改めて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
さて、「メタセコイア」は第1回目に関わらず、何と455組ものクリエイターの方々が応募をされました。
同フェアにはグランプリはないため、審査員賞の作家1名とレコメンド作家4名を選出する形で審査をしました。
「水野智弘賞」は村田奈生子さんへ
不肖、僕が選ばせていただいた作家さんは村田奈生子さんです。
村田奈生子さん プロフィール
コラージュを基に、時間をテーマとしたアクリル画を制作されています。
村田奈生子さん【略歴】
2006 京都精華大学芸術学部造形学科日本画専攻卒業
2022
norm Art & design Festival 2022/ W OSAKA
メタセコイアキョウマチボリアートフェア出展/BYTHREE(水野智弘審査員賞、井浦歳和レコメンド選出)
2021
UNKNOWN ASIA 2021 TEZUKAYAMA GALLERYブース出展
個展「- ing」/Art Spot Korin
TAGBOAT AWARD 入選者グループ展/CUBE 1,2,3
グループ展「40+ARTISTS FIRST EXHIBITION」/JITSUZAISEI
グループ展「WHEREABOUTS」 /TURNER GALLERY
2020
グループ展「FOCUS -Four painters-」/TEZUKAYAMA GALLERY
2019
個展/アトリエ三月
UNKNOWN ASIA 2019(松尾良一審査員賞、 長森大介レビュアー賞)
個展/ギャラリー林
3331 ART FAIR/東京3331Arts千代田
2018
UNKNOWN ASIA EXTRA 2018/ダイビル本館
UNKNOWN ASIA 2018(中島麦/原康浩/木村博行/松尾修平レビュアー賞)
2016
グループ展「アクリル絵の具の色 現代の色彩」/サクラアートミュージアム
2015
TAGBOAT AWARD 入選者グループ展/IID 世田谷ものづくり学校
当たり前に存在する目の前のことが「かつての…」と呼ばれる日はそう遠くない。全てのものは時間の経過により遅かれ早かれ形を失い、いずれは未来の遺物となる。巨大な丸が無音で回転しながら何もかもを飲み込んでいくシーンをイメージしては意味を見出せなくなるも、時間という無形物の集積に対する愛おしさは年々膨らむばかりである。過去の出来事は記憶を介してズレたりブレたりしながら絡まり重なり、今を複雑にかたちづくる。他者の記録の断片やストロークを頼りに、具象と抽象間の往来を繰り返し再構築の末現れる新しい形は、意識した途端、既に背後にいるこの瞬間そのものと重なってみえる。一方向に真っ直ぐ伸びる線の先、将来、形なき遺跡となろう儚く脆い剥き出しの時間層を、確かに存在した証として、ここに描き留めておきたい。
作品のご紹介
最近、個人的に時間について考える事が多くなってきたのですが、「無形物」であるはずの時間が、村田さんによって見事に表現されていると感じました。
審査はオンラインで行ったのですが、実物を会場で見てさらに圧倒されました。
村田さんを選ばせていただいて、本当に良かったと思いました。
先にお伝えしておきますと、今後7galleryで村田奈生子さんの展示を予定しています。
会期など詳細がお伝えできるタイミングになりましたら、またお知らせします。
ぜひ、楽しみにしておいてください!
最後に
「メタセコイア キョウマチボリ アートフェア 2022」は7月3日(日)まで開催しております。
各会場で作品が展示されていて、とても見ごたえがありますよ。(しかも入場無料です)
大阪にお越しの際は、ぜひ行ってみてください!
よろしくお願いします。
7gallery 水野