田中かえ個展 “悪い人ではないんだけどね”

みなさま、こんばんは。

7gallery（セブンギャラリー）の水野です。

早速ですが、今回の記事では、先週の金曜日からスタートしている田中かえさんの展示について書こうと思います。

田中かえさんプロフィール

1995年　神奈川県横浜市に生まれる。2017年　多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース卒業。イラストレーター。手塚治虫・吾妻ひでおから影響を受け、イラストを描き始める。多摩美術大学を卒業後、アーティスト活動を開始。近年では、乃木坂46や、モモコグミカンパニー(BiSH)、「オニツカタイガー」、「ビームス」、新日本プロレス「エル・デスペラード」、テレビ「爆笑ヒットパレード2023」デザインなど、さまざまなジャンルとコラボレーションをしている。

手塚治虫とは？

手塚治虫は、1928年に大阪府で生まれました。少年時代から絵を描くことに夢中になり、高校卒業後に大阪芸術大学に進学し、アニメーションを学びました。その後、手塚氏は東京に移り、マンガやアニメの制作に携わりました。手塚氏は、1952年に『新富豪刑事』というマンガでデビューし、その後、『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』、『ブラック・ジャック』など、多くの代表作を生み出しました。彼の作品には、科学的な要素が多く含まれており、それまでのマンガとは一線を画す独創的な内容となっています。

吾妻ひでおとは？

吾妻ひでおは、日本のアンダーグラウンド・コミックの代表的な作家の一人であり、その斬新な作風と自由奔放な表現が注目され、多くの読者に支持されています。彼の作品の特徴としては、不条理な現代社会や犯罪、暴力、愛、友情といったテーマを扱っていることが挙げられます。彼の作品は、人間の心理や社会問題を深く掘り下げたものであり、その独特の表現方法とストーリーテリングの手法が、多くの読者から支持を受けました。

実は田中かえさんの関西での個展は今回が二度目になりますが、二度とも7galleryでの開催です！（自慢）

田中かえ個展「悪い人ではないんだけどね」

“7galleryでまた展示することができて嬉しいです。
関西ではまだ2回目で不安は有りますが、いつも通り作品たくさんお見せできるように頑張って参りました。
展示タイトルは、私の口癖です。”

作品のご紹介

最初にご紹介する作品は今回の展示で一番大きなモノになります。

原画

木製パネルに描かれています。

大きさはB2です。

コチラも原画です。たくさんあります。

田中かえさんの作品は、どれもかわいくて色使いもPOPなのですが、描かれている女の子にどことなく影があるところが個人的に好きです。

僕も原画を何枚か所有しています。

コチラは結構初期の作品です。

ジークレー作品

ジークレーとは？

ジークレーは、 "吹き付けて着色する"という意のフランス語が語源です。大型の平版印刷機を使用して、高品質で大量の印刷物を製造するために開発された技術です。原版を作製せずに刷り上げるのも特徴です。高精細で広色域、かつ耐光保存性を誇る顔料を使用し、キャンバス等の素材に出力します。

今回の展示では55㎝角サイズで3種類あります。

画像では額装されていますが、ご購入いただいた場合、お渡しは中身のみです。

画像ではサインは入っていませんが、販売しているものは右下に田中かえさんのサインとエディションナンバーが直筆で入ります。

エディションナンバーとは？

エディションナンバーは、美術作品の中でも限定版に対して付けられる、作品の枚数を示す番号です。版画、リソグラフ、シルクスクリーンなどのプリント作品に使用されます。また、エディションナンバーは、版から印刷された各作品に対して、裏やマットの下、または作品の中央下部分に印刷されるか、手書きで書き込まれます。枚数は、アーティスト自身やギャラリーによって決められます。

それぞれエディション3となっていまして、残りわずかとなっています。

気になられた方はお急ぎください！！