こんばんは。7gallery(セブンギャラリー)の水野です。
今回のBlogはアーティスト、キャラクターデザイナーの牛木匡憲さんの個展に関して書こうと思います。
会期は2019年5月11日(土)~30日(木)でした。
実はこの時はまだ7galleryは立ち上がっておらず、EVENT SPACEとして活用していた時代です。
あれからもうこんな時間が経つとは…。
まさに光陰矢の如しです。
それでは当時の展示を振り返っていきましょう。
牛木匡憲さん プロフィール
グラフィックアーティスト。日本のサブカルチャーをベースにユーモラスなものからファンションを意識したものまで、ゲームやテレビ、広告などの領域で活動。これまでに、コンバースやGUの広告ビジュアル、でんぱ組.incやYUKIのジャケットイラストに起用されるなど独特な表現で主に人物を描いている。2019年にはロンドンで個展を開催。
牛木匡憲さん 個展「トラフィックライト」
個展のメインビジュアルです。
今見てもメチャクチャかっこいいですね!
展示のステートメントは以下です。
2016年より牛木氏がinstagram上で1日1つ投稿しているキャラクターポートレートシリーズ「VISITORS(ビジターズ)」のネオシルク版画作品の初個展を開催。「VISITORS」はこれまでチェコや韓国、日本で書籍&グッズ化され、国内外フォロワー数が 1万9千人を超えています。
スタイリッシュでユーモラスでありながら危なさを感じさせる「VISITORS」のキャラクターたち。
今回はその危険な部分を題材に信号機(トラフィックライト)という言葉を使って、一歩間違ったら怪我するキャラクターたちをネオシルク版画で展示いたします。
展示の様子をご紹介します
壁に飾っている作品は「ネオシルク」という手法で制作されています。
ネオシルク(NEO SILK)って何?
360°GRAPHICS が独自に開発した技法で、シルクスクリーンと他の版画技法を二つ以上使用し、尚かつ、スクリーンプリントの技法を主体として表現された版画の技法のことです。その意味から、従来の版画の分野で未だ使用されていないインクや素材、材質、作家のコンセプトなどを積極的に導入し、新たな版画表現を試みていることが顕著に顕われている版画の名称となります。
22 世紀に向けて、版画表現の新たな領域を開拓することを目的として日々、研究、開発がなされています。
ZOOMしてみましょう。
写真ではなかなか伝わらない繊細な描写と光の加減で全く違う表情を見せる表面加工は、実際に飾った時に一つ上のグレードを演出してくれます。
こちらの作品もご覧ください。
細部を見てみると…。
とてもきれいな仕上がりです。
実は歌手のYUKIさんのミュージックビデオ集ジャケットの絵のベースにもなっています。
YUKIさんって?
YUKI(ユキ)さんは、日本の女性シンガーソングライター。1990年代後半に、ロックバンド・JUDY AND MARYのボーカルとしてデビューし、多くのヒット曲を生み出しました。代表曲に「Sobakasu」「Over Drive」「Classic」「Daydream」「Radio」などがあります。2002年にJUDY AND MARYが解散後、ソロ活動をスタートしました。独特なファッションセンスや、強烈なパフォーマンスで、多くのファンを魅了しており、日本の音楽シーンに大きな影響を与えています。
※牛木匡憲さんのHPより。
似顔絵イベント開催!!
展示初日には牛木さんに在廊いただき、似顔絵イベントを開催しました。
僕の知り合いも来てくれました!!
終始参加者が絶えず、とても盛り上がりました。
最後に
現状のコロナ禍にあっては、なかなか開催自体が難しいイベントですが、似顔絵に限らず、作家さんとファンが対面で触れ合える機会が少しでも増えていけばと願うばかりです。
ちなみに僕も描いてもらいました。
似てますかね?
水野